大手システム開発企業の東計電算(東証一部上場)と日本最大級のブロックチェーンハブを運営するバイナリースター株式会社は、ブロックチェーン技術を現物資産管理システムに統合した新たなサービスの共同開発と販売を5月15日より開始します。

バイナリースター株式会社とシステム開発大手の株式会社東計電算(東証一部:4746)は、既にマーケットに広く普及している現物資産管理システム『PACS(パックス)』をベースに、ブロックチェーン技術を活用した拡張サービス『PACS Plus(パックスプラス)』の提供を開始する。

東計電算は、本年で創立50周年を迎える自動車部品メーカー出生(東京濾器株式会社の電算部門より出生)の業務システム開発会社。その中でも今回の取り組みの主軸となる製造システム営業部は、東京濾器の基幹ERPシステムの開発や保守など、主に自動車部品メーカー企業を始めとした製造関連企業に対して、基幹システム(生産管理、原価管理、財務会計、販売会計、庫内業務効率化ソリューションetc..)の開発導入支援を行ってきた。これまでの日本の産業の中で培われてきた業務知見を活かし、日本のみならず海外でもシステムの普及を行ってきた。タイ王国の事例では、製造業、及び、卸業をターゲットとした国内でも3社のみ正式なライセンスをもつタイ国税局認定の販売会計ERPソリューション(HP:https://www.toukei.co.jp/market/manufactur/swift)の展開を行っている。

既に実用化されているソリューションであるパックスプラスに対して、バイナリースターのこれまでに培ってきたブロックチェーン技術と実用化の知見を加えることで、在庫関連業務を現場とオフィス両面の業務効率を向上するプラットフォームの実現を目指す。

サービスの販売は2020年5月15日に開始され、現在はオンラインコミュニケーションツールを活用したウェビナーを通じた説明を開始している。

サービスの販売は2020年5月15日に開始され、現在はオンラインコミュニケーションツールを活用したウェビナーを通じた説明を開始している。

東計電算とバイナリースター
共同開発・販売体制

ブロックチェーンの活用による産業課題解決、業務効率化の追求を目的に、東計電算とバイナリースターは共同のソリューション研究開発・販売体制を構築した。

東計電算がこれまでに製造・物流メーカー向けに提供してきた現物資産管理ソリューション「PACS」に、ブロックチェーンを活用した新たな機能を実装し、業務改善による日本企業の競争力強化への貢献を目指す。

また、バイナリースターは2019年より銀座に1,000平米のブロックチェーン企業専用のコミュニティ施設・コワーキングスペースを運営している。世界各国、日本全土からブロックチェーン企業が情報交換や事業活動に訪れており、国内最大級のブロックチェーン企業向けビジネスハブとして、ブロックチェーン技術と産業の接続を支援してきた。

ブロックチェーンを活用した
ビジネスの課題解決

ブロックチェーン技術は2016年2月のイーサリアムの公開後、様々な活用方法が議論されてきた。しかし、ブロックチェーン技術インフラそのものの拡張性の問題や、インターネット通信技術と同じくその技術の上に多くの異なる技術を作る必要があることが実利用への障害となっていた。

今回の取り組みの最初のモデルとして、東計電算が物流・製造業界をメインに既に数100社への提供実績をもつ現物資産管理ソリューション「PACS」に、追加機能としてブロックチェーン技術を実装する。これにより、短期的な業務改善と、ブロックチェーン技術の社会的な進化とともに進化する技術ソリューションとして、導入企業にとってのより大きなリターンを追求していく。

PACS Plus(パックスプラス)
サービス概要

PACS Plus(パックスプラス)は、物流容器(パレット・カゴ車・通い箱・フレコン・番中etc..)、金型資産、固定資産、消耗品、治具工具類などを、手間なくクラウドで個体管理できるSaaS型のパッケージ商品をベースにして作られた。

ブロックチェーン技術レイヤーの追加実装を選択できることが特徴であり、顧客企業の業務要件に応じて、ソリューションの一部のみを個別にも導入できる。

さらに、パックスプラスのベースとなっている『PACS(パックス)』は、他業務へのシステム間連携や倉庫管理システム(=WMS)への拡張プランの提供と多くの導入実績をもっている。 現在、(タイ・フィリピン・ベトナム、サウジアラビア等を含む30カ国以上で導入が進んでいる。

サービス対象としている業界・業種

製造業(ex, 自動車、大型輸送機器、部品等々)、物流業(ex, 3PL、運用倉庫系)、医療機関、流通加工業、建設業、資材関連、食品製造業、原材料等、幅広い業種に対応。

※会社保有資産及びレンタル資産を管理する業種に適している

業務システム『PACS Plus(パックスプラス)』3つの特徴   

1、機能の柔軟性  ~品目登録機能&在庫ステータス登録機能~

管理したい品目の種類が無限に登録可能。また、管理したい在庫ステータス(例, 貸出、返却、棚卸、仕掛品、修理 など)もウェブ管理画面で契約企業内で自由に追加変更可能。さらに、これらの在庫ステータスを設定したあと、iPhoneアプリのおけるメニュー作成もご利用ユーザー様により自由自在にメニュー位置の設定変更も可能。

2、複数一括読み取り技術「カメレオンコード」を採用

パックスプラスには複数一括読取りと長距離読取りを特徴とした「カメレオンコード」を読取り部分の技術にに採用している。(詳しくは下記の東計電算のホームページ内にて紹介)

また、上記の読取モードだけでなく、業務別シーンにおける最適な自動認識技術活用マルチスキャニング機能を搭載。業務要件に応じてRFID、カメレオンコード、QRコード、バーコード、データマトリクス等の複数の個体識別シンボルに対応している。要件に応じたコード提案をコンセプトとして本機能の搭載しているため、「RFID」×「カメレオンコード」といったように、複数の個体識別コードをハイブリッド運用することも可能。

■カメレオンコード特徴について(東計電算HPへのリンク)
https://www.toukei.co.jp/market/manufactur/pacs-solutions

3、ブロックチェーン技術の追加実装が可能 
※業務要件に応じて、追加有償のオプション対応

パックスプラス上で取得可能な実績収集データをブロックチェーンのプラットフォーム上で管理できる。ブロックチェーンインフラを含め、クライアント企業の要望に沿ったソリューションを選定。例として、「トレーサビリティ強化によるデータの透明性の確保」や「模造品対策を対象としたセキュリティ強化」など、幅広くブロックチェーン技術を活用できる。ブロックチェーンビジネスハブとしてバイナリースター株式会社が持つ、国内外のブロックチェーンプロジェクトや開発企業との提携の下、業務改善に役立つブロックチェーン技術の選定や機能拡張を随時行っていく。

■今後の展望 

ブロックチェーン技術そのものの進化を常に追いながら、本プラットフォームを軸にたグローバル輸送ネットワークを意識した機能拡充を図る。税関向けに提出されている免税措置を受けるための書類をブロックチェーン上で管理するなど関連機関やそのシステムとの連携を通じて、ブロックチェーンを活用した業務ソリューションとしてパックスプラスを中長期的に進化させていく。また、オフィス内のオペレーションとしても重要な業務中に発生するあらゆる実績証明・エビデンス保管にも対応するなど、現場の業務の目線からシステム機能拡充を共同で研究開発していく予定だ。

【本件に関するお問合せ先】

・サービス提供事業者
BINARYSTAR株式会社
ITコンサルティング 国内システム開発マネージャー
担当:松林 栄次
メールアドレス:sales_team@binary-star.work

検討ステップ
STEP1.【技術理解フェーズ】
ブロックチェーン理解のMTG実施
STEP2.【課題/目的定義&検討フェーズ】
両社でどこにブロックチェーンを実装すればバリューが生まれるのかの導入メリット検討を実施

STEP3.【実用化フェーズ】
開発実装の方向性確定~実装

・『PACS』企画・開発ベンダー
株式会社東計電算
製造システム営業部、物流システム営業部

Toukei(Thailand) Co.,Ltd. / Manufacturing System Sales Department
執行役員 佐野 真樹

株式会社東計電算
『PACS』商品ページURL:https://www.toukei.co.jp/market/manufactur/pacs-solutions