ブロックチェーン業界トッププレーヤー26人が語った、世界のブロックチェーンビジネス最前線! <br>【10/5開催 ブロックチェーンカンファレンス UNBLOCK TOKYO 2019 イベントレポート】(1/3)
イベントレポート

ブロックチェーン業界トッププレーヤー26人が語った、世界のブロックチェーンビジネス最前線!
【10/5開催 ブロックチェーンカンファレンス UNBLOCK TOKYO 2019 イベントレポート】(1/3)

ブロックチェーン業界トッププレーヤー26人が語った、世界のブロックチェーンビジネス最前線!
【10/5開催 ブロックチェーンカンファレンス UNBLOCK TOKYO 2019 イベントレポート】(1/3)

UNBLOCK TOKYOでは、日本企業がブロックチェーンのビジネスタイミングで大きく飛躍する為に必要な、世界中の活用事例や各国企業とのネットワークを提供するブロックチェーンカンファレンスです。
当日は世界各国から最前線を牽引するトッププレーヤー達との議論が計10時間行われました。

本イベントレポートは3部構成の長編となりますが、是非、最後まで読んでいただけますと幸いです。

<本イベントレポートの構成>

・日本企業がブロックチェーンビジネスに取り組むべき理由(1/3)
・ブロックチェーンの活用の具体例(1/3)
・世界最前線のブロックチェーンビジネスモデル(2/3)
・De-FiやSTOといったブロックチェーン領域にて重要なキーワードの最新見解(3/3)
 

<日本企業がブロックチェーンビジネスに取り組むべき理由>


赤羽雄二氏の講演では、この先ブロックチェーン市場が急成長していくことを前提に、グローバルマーケットにおいて30年前と比較すると圧倒的な差をつけられている日本企業が、ブロックチェーンのビジネスチャンスを活かしてどうやって事業拡大していけばいいのかを解説しました。

以下、BINARYSTARアドバイザー 赤羽雄二 氏による、「UNBLOCK TOKYOの開催意義」より抜粋

日本企業の競争力の決定的変化…

「ブロックチェーンが、ビジネス・産業の基盤を根底から覆す可能性が高く、ブロックチェーンをビジネス上で活用できるかどうかで、勝者と敗者がはっきりわかれるインターネットを越えた30~50ねんに一度の産業・事業構造変化になる。」
 
日本企業が今取り組むべきこと…

「自社でどうやってブロックチェーンを活用していくのかを真剣に考えていかなければ、日本市場は先進企業に押さえられてしまい、打つ手が無くなってしまう。本カンファレンスで登壇する世界の先進ブロックチェーン企業から、活用事例を学び取り組んでいく時期に来ている。」
 

<ブロックチェーン実用化に向けての具体例>


山本純矢 氏の講演では、ブロックチェーン事業を検討している方々を対象とした、実用化に向けての5つのサンプルモデルとブロックチェーンを活用した実証実験以降の事業成長をどうやって展開していくのかを自社ソリューションであるInfinitoを用いて解説しました。

以下、Infinity Blockchain Labs Taiwan CEO 山本純矢 氏による「事業創造にある課題とインフィニト」より抜粋

 

ブロックチェーンビジネス 5つのサンプルモデル…

 

■パターン①:仲介者破壊モデル

・既存のビジネスモデルにおいて仲介者がおり、ブロックチェーンを使うことで仲介者を飛ばせる
・例)銀行の海外送金、保険、プラットフォーマー(Amazon等)
→中間マージンが排除できないかを考える
 

■パターン②:異業種間データ共有モデル

・複数の(業界/国/商習慣が)異なる事業者をまたいで情報が共有される
・例)海外旅行、与信管理、ID管理、本人確認、トレーサビリティ、権利関係管理等
→さまざまな利害関係人がいることでコストが高くなっている分野を探す
 

■パターン③ : 少額ビジネス自動化モデル

・既存のビジネスモデルにおいては、管理コストが高すぎて実現できない
・例)個人間での家や物の時間単位の貸し借り、小規模な資金調達、Machine to Machine(M2M)
→既存の方々を自動化することにより、実現できる分野を探す
 

■パターン④ : 情報・トークン流通モデル(トークンエコノミー)

・何らかの価値を有するトークンと情報の両方が流通し、流通自体に価値が生じる
・例)地域通貨、運動データのトークン化、クーポンの譲渡
→トークンエコノミーが適用できる分野を探す
 

■パターン⑤ : 多数人の情報担保モデル

・多くの個人の、「どの人が何をしたか」の正当性を管理する必要がある場合
・例)投票、くじ、競馬、人事評価
→たくさんの人が特定のどこかに権利行使する、行動履歴の正当性の保障が必要となる場面を探す
 
「『ブロックチェーンがビジネスになるかどうか?』ではなく『どうすればビジネスにできるか』を前提に考えてみることが重要である。」
 

実証実験以降の事業成長を促すために…

「多くの場合、ブロックチェーン事業は実証実験以降の成長がない。
大きな原因としては、『仕組みや経済圏が分断してしまっている』ことである。

現在のブロックチェーン事業の多くは、ユーザーが手元でアクセスする環境が様々であることや、ユーザー及び事業者が支払い / 送金をするフローがそれぞれ分断してしまっている。
ブロックチェーン事業をスケールさせるためには、こういった課題を解決するソリューションが必要である。」

 

ブロックチェーン事業構築のブレークスルー…

「IBLがプロダクト開発時に用いるソリューション『Infinito』を活用したプロダクト開発は中長期で拡大成長できる新事業を構築出来ます。
15種類のブロックチェーンが統合された
①ユーザーがサービスにアクセスするためのツール、②ブロックチェーン開発をより簡単に行いつつ、拡張可能性を実現する開発ソリューション、③サービスとユーザーが出会うブロックチェーンのアプリストアを提供しています。」

 
また今回サービスを開始した『Infinito PAY』により、様々な通貨圏から来るユーザーからの支払い、及び、国やブロックチェーンをまたいだ事業者間の支払いを一括化できます。
このように、ブロックチェーンによるEnd-to-Endの新たなマーケットでの事業活動、開発のスピーディな実現と中長期的な拡大をどのようなサービスにも導入できるようになりました。」
 

登壇者詳細

赤羽雄二 氏


赤羽雄二 氏
【BINARYSTAR株式会社】アドバイザー・インキュベーションマネージャー

シンガポールのInfinity Blockchain Holdings アドバイザー。ベトナムの280人規模、アジア最大級のブロックチェーン開発ベンチャー、Infinity Blockchain Labs アドバイザー。日本有数のブロックチェーン開発ベンチャー数社にもアドバイザーとして関わる。

東大工学部卒業後、コマツにて超大型ダンプトラックの開発。スタンフォード大学大学院に留学後、マッキンゼーにて14年間活躍。マッキンゼーソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させた。

その後、創業前からのきめ細かな支援を特徴とするブレークスルーパートナーズを共同創業、「日本発の世界的ベンチャー」を1社でも多く生み出すべく活動中。同時に、大企業の経営改革、経営幹部育成、新事業創出に取り組む。

経済産業省、総務省などの研究会の委員を歴任。東京大学、電気通信大学、北陸先端科学技術大学院大学 講師。

著書に『ゼロ秒思考』『世界基準の上司』『7日で作る事業計画書』『変化できる人』など、国内20冊、海外19冊、合計73万部超。講演多数。(https://b-t-partners.com/book )
 

山本純矢 氏


infinity Blockchain Labs|山本純矢

青山学院大学国際政治経済学部卒業。在学中より、日本の上場企業にて営業と新規事業立ち上げを2年間経験した後、2012年にベトナムに設立されたばかりのオフショア・ソフトウェア受託開発企業の立ち上げに参加するために、報酬0の状態で移住。後に功績が認められてCOOに就任し、ベトナム2拠点、日本2拠点をまたぐ開発とセールスチームの構築を担当。5名の体制から3年半で約100名年商2億円、営業利益率50%の高利益体制への成長を牽引した。

2015年にベトナムでブロックチェーン技術のR&DスタートアップをCo-Founderとして創設した。2年で250名を超えるベトナム最大のブロックチェーン技術企業に成長し、約100のスピーカーと2000名を超える来場者を達成した当時アジア最大規模となるブロックチェーンカンファレンスをホーチミン市で実現した。

2019年法人のグループ化に際して、新たにブロックチェーンを用いた事業開発を専門とする新法人IBL台湾を設立するために台湾へ移住。ブロックチェーン体験を向上するプロダクトを提供するInfinito Solution社(シンガポール)と、日本最大のブロックチェーン専門インキューベーションセンターであるBINARYSTAR社のCEOも兼任し、グループ全体のブロックチェーンを活用した事業開発を牽引している。
 

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